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キッチンリセットのための5つの手順は?維持する秘訣や実際の画像も紹介!

キッチンリセットのための5つの手順は?維持する秘訣や実際の画像も紹介!
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いつも整ったキッチンを眺めていられたら、お料理をするテンションも上がりますよね。

前回はシンプルなキッチンを作るために捨てると良い物をご紹介しましたが、今回はもう少し踏み入れて、散らかっても元の状態に戻しやすい、リセットできるキッチンの作り方をご紹介します!

一番はじめの準備は少々手間がかかりますが、思い切って一度整えてしまえば後は楽ちんです。

私も昔はキッチン回りには調味料が並び、キッチンツールは出しっぱなし。

どの引き出しも、どの扉も、開ければ物がぎゅうぎゅう詰めでした。

定期的にチェックはするものの、調味期限の切れた食材の多さに落ち込む日々。

そんな私が試行錯誤の結果、維持できている方法をご紹介します!

 

キッチンリセットのための5つの手順は?

リセットできるキッチンの作りかた5つの手順!維持する秘訣もご紹介!

お休みの日や時間に余裕があるときに、この手順を一度にこなすのが理想的ですが、何かと忙しいのが主婦の悩み。

もしも一度にできないときは、今日はこの扉の中、今日はこの引き出しの中と場所ごとに順に行っていっても大丈夫です。

ストレスにならない範囲で、リセットできるシンプルキッチンを目指して行きましょう!

 

1:キッチンに出しておく物を決める

一番最初に考えるのは、シンク周りやキッチン家電などの中で常に表に出しておく物を決めルことです。

格好からでいいのです。

モデルルームのように何もないのが目標!でも良いし、キッチンツールやおしゃれな容器に詰め替えた調味料は飾っておきたい!もありです。

出しておく物を決めたら、それ以外の物は一旦撤収し、捨ててもいい物は捨てて残りは箱やかごに一時避難させます。

このときに、出しておく物はお気に入り度を高めましょう!

きれいに洗ったり拭いたり、思い切ってお揃いの容器に移し替えたりします。

全く物を出しておかない!と言う人は、キッチンをピカピカにお掃除して磨き上げましょう!

 

2:物を全部出して要らない物を処分する

しまってある物を全部出す、いわゆる「全出し」です。

正直言うと大変です。

収納上手さんほど、きっちりとたくさんの物が入っていて出してみると物の多さにびっくり!

全部出してから片付ける方が手間はかかりますが、圧倒的にしっかり片付きますしその後は維持しやすいです。

このときに、要らない物はどんどん捨てます。

キッチンにある物は大まかに分けて3種類。

1,食器や調理器具
2,ゴミ袋やジップロックなどの袋類や洗剤などの消耗品
3,食品

食器や調理器具は、冬に使う土鍋やお正月に使う重箱など、季節やその時期しか使わない物もありますね。

それらを加味した上で、1年間使っていない物はもう使わないと思っていいでしょう。

100円ショップで買った、当時話題になった便利グッズは眠っていませんか?

自分にはうまく使いこなせなかった、登場回数が少ないし別の物で代用できそう、と言った物もこれを機に思い切って処分です。

また、以外に増えてしまうのがスーパーのポリ袋。

レジ袋はマイバッグを使うようになってからは少なくなりましたが、野菜などを入れて持ち帰ったポリ袋はゴミを捨てるときに使おうとして増えてしまいます。

たくさんあるなら少量だけ残して捨てましょう。

そして最後に、食品ストックの賞味期限チェックです!

奥から出てきた物を見て、あぁもったいない!と自己嫌悪するかも知れません。

開封して少量は使ったけれど中身が怪しいものも、このタイミングで一斉処分しましょう。

 

3:必要な物から収納する

キッチンリセットのための5つの手順は?維持する秘訣や実際の画像も紹介!

ここが一番大切なところです!

必要な物、お気に入りの物をしっかりと厳選しましょう。

 

収納場所を決めるときの3つのコツ

1,今までの収納は一旦忘れる
2,よく使う物は取り出しやすい場所に
3,季節物や晴れの日の物は1番高いところか低いところへ

1番最初の手順の「キッチンに出しておく物を決める」を覆すのは全く構いません。

手順2で不要な物を処分してスイッチが入っているので、理想形も変化しているかも知れませんが、それは歓迎すべきうれしい変化です。

今までは食材入れていた引き出しに調理器具を入れるもよし、消耗品であふれかえっていた棚に食材を置くのもよし。

一旦空っぽにリセットされた場所には、何をどこに入れてもいいんです。

これを機に、自分の導線に合った使いやすい収納にしましょう!

 

必要な物から収納するときに気をつけたいこと3つ

1,安易に収納グッズを買わない
2,手順2で捨てようと思った物を救出しない
3,食材や消耗品をしまう時はスペースの8分目とし、余裕を残す

何かを収納しようとするとき、ついつい100円ショップに走りがちです。

これを機に、ネットで話題になっていたあれ!ニトリや無印に行こうかなとも思うでしょう。

これに入れたらすっきり片付くんじゃないかな?

このケースはたくさん入って便利そう!

気持ちはとてもわかります。

でも、ちょっと待って!!

それはまだ後でいいんです。

まずは、今ある物だけでどうにか収まらないかな?と考えてみましょう。

新しい収納グッズが必要かな?と思っても、一旦は空き箱や袋などに入れておきましょう。

意外に捨てる物が多く、キッチンに収納したら隙間がたくさん空いてしまう場合もあります。

手順2で捨てようとした物の中から「まだ使えるし・・・」と戻したくなっても、ぐっと我慢。

スリムなボディを保つためには腹八分目ですが、キッチンも同じく腹八分目なのです。

 

4:収まらない物の行方は?

手順2で選別した不要な物は直近のゴミの日に出します。

問題なのは、手順3で入りきらなかった物があったときです。

これは少々荒療治かも知れませんが。

少しの間、紙袋や空き箱に入れてキッチンの片隅に置きましょう!

消耗品類であれば、まずは先にその中から使います。

そうでないものは、今後出番が来るかどうか眺めておくのです。

せっかくキッチンを片付けたのに、邪魔な物がある状態で嫌でも目についてしまいます。

でも、それが大事なんです。

要るか要らないか決められなかった物が必要かどうか見極める。

一度全出しを経験し、不要品を選別して捨てる経験をすると「自分にとって必要な物」を判断する気持ちが磨かれていくので、要る要らないの判断も徐々に速くなります。

1週間、2週間と日にちが経つにつれ「あっ、コレ、私には必要ない」「やっぱりコレは使う!」とわかってきます。

 

5:収納グッズを買う

キッチンリセットのための5つの手順は?維持する秘訣や実際の画像も紹介!

さて、そうして必要なお気に入りの物だけが選別されて来た頃、ここで初めて収納グッズを買います。

なぜ私がこの段階で買うことを提案するかというと。

「使うと決まった物だけを収納したい」からなんです。

その理由は3つあります。

1,ボックス類を最小限の数にしたい
2,最小限にすることによって、物が増えるのを防ぐ
3,収納用品を統一することができる

入るところがあれば、ついつい入れてしまいます。

それを防いで同じ状態を常に保つために、今ある必要な物だけが入る場所を作るのです。

何を入れるのか、どこにしまうのかが決まっていれば、どんな収納グッズを買えばいいのかも見えてきますし、その都度間に合わせで買わずに一度にシリーズで統一することも可能になります。

引き出しや、扉の中や棚の寸法を測ったら、気になっていたお店へお買い物へ行きましょう!!

 

リセットしたキッチンを維持する秘訣は?

リセットできるキッチンの作りかた5つの手順!維持する秘訣もご紹介!

ここまで来たら、もう大丈夫!

忙しくて片付けられない日があっても、ちょっとの心がけですぐにキッチンをリセットできます。

 

物の量は八分目

引き出しや扉、収納ボックスの中身は8割程度にするのが理想的。

スペースに余裕があると出し入れもしやすいし、一時的に物が増えてもカバーできます。

 

きっちり収納しない

特に収納ボックスの中はきっちり収納はおすすめしません。

ある程度向きを揃えるのはきれいですが、何なら投げ込み形式でもいいのです。

物にもよりますが、片手で出し入れできるのが理想的。

急いでいるときにすんなりと片付けられない並べ方は、片付けをおっくうにしてしまいます。

雑誌やインスタグラムで、整然と収納されている様子を見かけることもありますが、人によって向き不向きがあります。

そうでない人は無理に真似をせず「自分が同じ状態を保つために続けられる方法」を見つけるのがベスト。

ズボラ収納でも、いつも同じ場所に決まった中身が入っているならちゃんと美しく見えますよ。

 

決めた場所に入りきらない物は買わない

食品や消耗品は安いときに買いだめしたくなります。

でも、全出ししたときに捨てた物のことを考えてみて下さい。

あれも全部お金なんですよね。

安く買えても余して捨ててしまうなら、結果的には高く付いてしまいます。

買うときはしまっておきたい場所に収まる範囲内にして、ストックは最小限にしましょう。

 

キッチンリセット後の実際の画像をご紹介します!

私は今は一人暮らしで、賃貸アパートのさほど大きくないキッチンです。

ものを最小限にしてリセットするとこんな感じです。

壁の色がグレーであまり好みでないのはご愛敬。

調理に必要なものを最小限にして、調理器具や調味料などの行き場を決めると、何も出さなくていいキッチンを作ることが出来ます。

1日の終わりに、または休日の始まりの朝に、こんな風にものを全部しまってしっかり磨きます。

さて、すっきりしたキッチンでどんなものを作ろうかな?

まずは、ゆったりとコーヒーでも入れようかな?

ものがなくてしんと静まり帰っているその場所は、気持ちも穏やかにしてくれる気がします。

 

まとめ

リセットできるキッチンの作りかた5つの手順!維持する秘訣もご紹介!

今回ご紹介したキッチンリセットのための具体的な方法は、実践するにはちょっと決心が要るかも知れませんが、思い切って一度試していただきたいです!

キッチンって、本当はおいしいものを作って幸せな気分になる場所。

お気に入りのキッチンを作って、立つのがわくわくする場所にしたいですね!