心地よい香りに癒やされたい、香りでおしゃれな気分を味わいたいと思うときに思い浮かぶもののひとつにあるのは、アロマテラピーですよね。
アロマテラピーを試してみたい!と思っていても、どんなものを選んだらいいの?道具は何が必要なの?と悩んでしまいますよね。
前回は使いやすく馴染みやすい精油をご紹介しました。
こんなアロマオイルを買ってみようかな~と気分も高まってきたところで、今回は精油を実際に使う方法をご紹介します!
Contents
アロマテラピーを手軽に楽しむ方法6選!

アロマテラピーの方法は実にたくさんあります。
大きく分けると以下のような使い方があります。
・空間に香りを漂わせる(道具を使って香りを楽しむ芳香浴)
・お風呂、足浴など(沐浴)
・マッサージ、スプレー(希釈液やオイルなどに混ぜて体や肌に使う)
・手作り化粧品
何かに混ぜて肌に直接塗るものは、濃度や希釈の割合を守らないと逆に肌を傷めてしまう恐れもあります。
手作り化粧品やボディマッサージも気になりますが、まず最初は、手軽に始められる芳香浴をおすすめします。
気になるアロマオイルを手に入れたら、まずはその香りを楽しむところから。
今日は天然100%の精油を楽しめる方法をご紹介します!
アロマポット

アロマオイルの香りを部屋中に漂わせる、と考えたときに一番最初に思いつくものかも知れませんね。
ろうそくを置くところがあって、その上にお皿の形状をした精油を垂らす場所がある形状をしています。
ろうそくの熱で温まった精油の香りが、ふんわりと周囲に漂います。
お皿に垂らしたときの精油の香りと、ろうそくの熱で温まった精油の香りはまた少し違って、微妙に香りが変化するのもお楽しみのひとつ。
ろうそくの揺れる雰囲気も優しく、癒やしのひとときを味わえます。
精油を垂らしすぎて香りが強いかな?と思うときは、ポタポタと少量お水を垂らして薄めても構いませんし、ティッシュで吸い取っても大丈夫。
多く出過ぎた精油を吸い取ったティッシュは、枕元に置くもよし、タンスの引き出しに忍ばせたり、トイレの片隅に置いたりして香りを楽しむことができます。
ろうそくは100円ショップでも購入できるので費用も気にせず使えます。
100円ショップでは、スタンダードに白いろうそくはもちろんのこと、色つきのろうそくや時にはハート型のろうそくを見かけることも。
お買い物のついでに時々チェックしてみて下さいね!
アロマライトやアロマランプ

こちらは、ろうそくではなく、電球の熱でアロマオイルを温めます。
形状もデザインも実に様々で、おしゃれでインテリア性が高いものも多く、ルームライトとしても美しい上に香りも楽しめるなんて一石二鳥!
アロマポットに比べると、精油を温める温度が低いので元々の精油の香りをあまり損なわずに楽しめます。
また、火を使わずにコンセントから電気を取るので、置く場所も選びませんし小さなお子さまが居ても安心です。
私が愛用しているアロマライトは二つあります。
一つは部屋用で電球がエジソン球なんです!
レトロ感漂うエジソン球の灯りと、大好きな香り・・・。
好きなものに囲まれるって本当に幸せ~、と思わずうっとりと眺めてしまいます。
そしてもう一つは、電源コードがなく、本体を直接壁のコンセントに差すタイプ。
こちらはトイレ用です。
私の家のトイレはさほど広くないので、ライトをつけている間はライトの明かりだけで用が足せてしまいます。
今現在はトイレ用の市販の芳香剤を置くのをやめ、万が一の急ぎのときのためにスプレータイプの消臭剤を用意。
普段はトイレはアロマの香りのみにしました。
アロマストーンやアロマボール

アロマストーンやアロマボールはセラミックや陶器でできており、精油を染みこませると一定期間香りを保持してくれます。
メダル型やハート型の形をした薄っぺらい形状のものや、ビー玉やパチンコ玉大の丸い玉をいくつも容器に入れて使うタイプなど、形は多種多様です。
香りを染みこませてインテリアとして飾るのも素敵ですね。
玄関やトイレ、クローゼットなどの狭い空間にも向いていますし、クローゼットに使えるようにひもを通す穴が空いているストーンもあります。
私は、コイン型のストーンに精油を染みこませ、オーガンジーの巾着に入れてクローゼットに吊しています。
香り方は緩やかなので余程多く精油を染みこませない限りは洋服にまで香りが移り込みません。
クローゼットを開けるとほんのり香るのも気分がいいし、柔らかで華やかなオーガーンジーに包まれているストーンがちらっと目に入る瞬間はちょっぴり優雅な気分になれます。
アロマキャンドル

キャンドルの揺れる炎や光は、とても癒やされますよね。
それに、好きな香りが一緒なら、もっと素敵です!
アロマキャンドルは、最初からろうにアロマオイルが練り込まれている商品もありますし、無臭のキャンドルに好きなオイルを垂らして使うのもおすすめです。
無臭のろうそくでアロマキャンドルを楽しむ方法
1,無臭のキャンドルに火をつけてろうが溶けるのを待つ
2,一旦火を止める
3,好みのオイルを垂らす
4,再び火をつける
無臭のキャンドルにオイルを垂らすときは、精油に引火して燃えると危ないので火がついていない状態で垂らして下さいね。
キャンドルライトでお風呂に入るのもステキですし、バスタイムをお気に入りの香りで優雅に過ごせそうです。
アロマディフューザー

アロマオイルをセットして香りを拡散させてくれる器具です。
拡散方式によって超音波式と噴霧式に分けられます。
製品によって対応部屋の広さの目安は違いますが、比較的広範囲に香りを行き渡らせることができるのでリビングなどの広い場所での使用に適していますし、タイマーが付いている製品は就寝時の使用にも向いています。
超音波式ディフューザー
精油と水を入れて超音波でミスト発生させて拡散します。
精油の消費は少ないですが、水を使うので雑菌を繁殖させないためにも定期的にお手入れが必要です。
ミストを噴霧する製品(超音波式)は、加湿器に似ていますが、アロマオイルに対応していない加湿器に精油を入れると故障の原因になるので注意が必要です。
噴霧式ディフューザー
精油をそのまま噴霧して拡散させます。
精油のボトルを直接セットするタイプや、ガラス容器に精油を垂らして使うタイプがあります。
水を使わずに精油を噴霧するので香りは強めですが、精油の消費が早めです。
ハンカチやティッシュを使う

一番お手軽な方法です。
ハンカチやティッシュに染みこませて、鞄に入れて持ち歩いたり、タンスの引き出しに入れておくのもいいですし。枕元に置いて眠れば安眠できそうですね。
洋服にオイルが付いてシミになる可能性もありますので、大切な衣類には直接触れないよう気をつけましょう。
実は私、アロマポットのところにも書きましたが、アロマランプにオイルを出し過ぎて、うわっ出過ぎた!となったときに、多い分をティッシュに吸わせて量を調節しますし、オイルが垂れて瓶を汚してしまったときはティッシュで拭き取ります。
そして、そのティッシュは?
もったいないので、タンスの引き出しに潜り込ませたり、トイレにそーっと置いておくのです。
少量のオイルでも、狭い空間なら十分に香りがするので、ちょっぴり失敗しても無駄にはならないのです。
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こちらはリビングの片隅が定位置のアロマランプ。
BRUNO(ブルーノ)のアロマランプです。
中の電球がエジソン球なのもお気に入りです。
ガラスカバーの頭頂部のくぼみに精油を垂らして使います。
このガラスカバーは台座に乗っているだけなので、パカッと外れます。
汚れても丸ごと洗えるので、いつも清潔に保てるところもお気に入りです。
始めはチェストの上に置いていたのですが、下から下から上へ立ち上るので、思い切って床置きにしました。

こちらはトイレです。
使っていないときもいつもコンセントに差しっぱなしです。
私の家のトイレはさほど大きくないので、アロマランプがフットライト代わりになってくれます。
トイレの様子はこんな感じ。

精油を垂らして香りが広がっているときは、アロマランプのみの灯りでトイレを使ったりもします。
長居はあまりしない場所ですが、お気に入り空間がひとつ増えるのはとても心が安らぎます。
まとめ

今回は手軽にアロマオイルの香りを楽しめる、芳香浴の方法をご紹介しました。
どんな方法でも「好きな香りに包まれている幸福感」は同じ。
大切なのは、にっこりと笑顔になれたり、ほっこりと心が緩くなったりすること。
日々の雑多にストレスを抱えることも少なくありませんが、混じり気のない天然成分100%の香りに癒やされるひとときは、心身ともに解放されます。
「こんなライトがあったらステキ!」とか「このキャンドル、かわいい!」なんて、ちょっとときめきながらグッズを選ぶのもまた楽しいですよ。
アロマを通して、皆様に癒やしのひとときが訪れますように。